平面SOM結果の色付け 


 ここでは平面SOMの色付けを検討します.
 平面SOMには色々有りますが,シュプリンガー・ジャパン(株)(現在は丸善出版(株))発行の 「自己組織化マップとそのツール」の付録に有るCDR内のトーラスSOM,並びにSOM_PAK, ツールを対象にしています.


 両平面SOMともクラスタ境界はU-マトリックスの白黒の濃淡で表現されています.例を図1に示します. 



図1:U-マトリックスで表現されたトーラスSOMの結果.境界は白黒の濃淡で表現

 これを色つけするために上の動物データを球面SOMで学習します.
 そして,U-マトリックスに従い距離計算をして球面を歪ませます.
 さらに歪ませた球面上で距離計算をし,例えば群平均法樹形図を作成します.

 以下,球面歪ませた図,クラスタ分類した樹形図,さらにそれを球面で色付けした図を順に記述します.



図2:学習に使用したanimal.datです.なお,最後のUK_1は未知動物とします




図3:学習後の球面をグリフ値1で歪ませ,クラスタ分析のため群平均法を選びます




図4:図3の条件で作成した樹状図




図5:図2のdatファイルにクラスタ種別,例えばG111等を付けました




図6:球面に図5の再編集したanimal.datファイルを張り付け,そのクラスタ毎に色付けました. 右図は左図の裏面です                                    




図7:図6で色付け後,図2と同じだが今度は日本語名.dat(図8)を貼り付けます.
右図は左図の裏面です                                 




図8:図6で色付け後,球面に貼り付けた日本語名.datファイル




図9:色付けツール


手順:
1.「codファイル」「参照」に図1のcodファイルを入れます.
2.次の「datファイル」「参照」球面で作成した図5のクラスタ.datファイルを入れます.
3.「カラー化」で結果を見ます(図10).
4.「色選択」で適当に色を調整します.
5.「追加datファイル」の「参照」に,図8の日本語名animal.datを選択し,
「ラベル張替え」で,以下の色付けが出来ます.




図10:図6と同様に図5のdatファイルでクラスタの色付け





図11:図9ツールの「色選択」で適当に色を変更




図12:図9提示のツールの追加datファイルに図8の日本語名animal.datを選択して
上の色付けが出来ます. 図11の「色選択」で図10から色を変更しています                               


 以下,同様にSOM_PAKでも試みました.



図13:SOM_PAKで学習後のcodファイルのpdf結果




図14:図5のdatファイルを使い色付け




図15:図8のdatファイルで日本語名ラベルに張替


まとめ

 以上のようにトーラスSOMSOM_PAKを使って,U-マトリクスの白黒マップに簡単に色付けが出来ました.
 今回は,球面SOMから算出した,クラスタ結果を利用して色付けしましたが,元々クラスタ分類されたデータで有れば, 球面SOMでの手順は省いて直接に簡単に色付け可能です.


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