SOMとは(6)

SOMの応用例です。

5.これまで用いてきたデータは, 模式的なものでした. ここでは実際の医療情報をデータとして用いた,健康評価システム[3]を紹介します.
 データは左の表に示す生活習慣病のための健康診断の結果17項目です. その約400名分をデータ群とします. これを可視化した結果が右の図です. マップ上には症状を意味する領域が着色されています. それらの領域の決定はノードに記憶されたデータをもとに医師の診断方法を取り入れて行われます. 例えば, 中性脂肪とγ-GTPが高ければアルコールに対する注意が必要です. 従って, 7次元目と12次元目が両方とも高レベルである領域(左上)を節酒・禁酒域とします.
 ここで,ある患者の健康診断の結果17項目を入力して照会してみます. すると例えば節酒・禁酒域で最も近い記憶を持つノードが見つかります. 従ってその患者が今あると予想される状態が一目でわかるわけです.


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